intro
2026-01-25
導入(-2011)
大学に入学してから2011年までメディアアートの作品を作っていた
作品を発表しつつ、学部の卒論で「DiYとメディアアート」について書いたりもした
当時の自分の関心は大きく言えば、テクノロジーで人がエンパワーされることだった
学部の卒論ではGraffiti Research LabやMakeのコミュニティ、ニコニコ技術部などにも触れながら、テクノロジーとDiYの一見遠そうだけど密接な関わりについて考えていた
ジャンルはバラバラだけど当時スティーブン・レビーの『ハッカーズ』とイアン・ボーデンの『スケートボーディング、空間、都市』、
あとユクスキュル/クリサート『生物から見た世界』あたりがイメージのソースだった
特にユクスキュルの「生物はそれぞれの知覚装置によって異なる世界を見ている」という観点にはとても刺激を受けた
(広く)テクノロジーによって知覚や能力が変容する、みたいな部分と、
もう少し広く専門家じゃない人が、自分の手で作れる力を獲得することの2軸が興味の中心だった
その後(2011-2026)
その後は職業エンジニアになった、Webエンジニアだ
いろんな会社で働いたり、個人の仕事もして、デジタルのプロダクト開発の仕事をしてきた
そこそこいろいろ作ってきて、いろんなものが見れた
アートや創作からは離れていた
全く触れないということもなく、ふと思い立って何か見に行って楽しむことはあった
ここ数年、舞台やダンスを見に行く時間は増えていた
自分の手を動かして何か作る、ということはなかったし、あまりやりたいとも思ったことも無かったように思う
最近
2025年の夏頃から日々の仕事やコーディングにAI(Claude)を使うようになった
2026年1月現在では仕事上のアウトプットがClaudeを通さないことはほぼない状態になりつつある
AIによって全く新しい0->1が生まれることはないが、自分自身の生産性、アウトプットは一気に増えた
これは量が増える以上の変化をうんだ
本当は実装したい機能やプロダクト、書いたほうが良いドキュメントがあっても時間の無さを理由にやらなかった
しかしAIがアウトプットを手伝ってくれるのならば作れる
AIがなければ作り出せなかった、というのは自分の場合0->1のことではなく、このようなことだ
この状況が余裕をうんだ
自分自身の興味のあることを調べたり手を動かす時間がうまれた
音声、OSS、AI
そんな中、気になったのは音声関連の技術だ
最初のきっかけはラジオで流れていたJ-PopマッシュアップのDJ MIXだった
J-Waveの藤原ヒロシのMIXだったと思うが良いMIXだった
ふとマッシュアップのボーカルとトラックの分離って今どうやるんだろう?と思って調べてみると、
OSSのいろんなリポジトリ、個人のプロジェクトからアカデミックな実装までがたくさんあった
その実装の中でもML/AI関連の技術が多く使われていることが分かった
そのうちの一つの個人がプライベートプロジェクトとしてやっていそうなリポジトリにPRを出したらさくっとマージされた
あまり書いたことないPythonだったけどClaude Codeを使いながら書いた
DiYとメディアアート 2026
他のリポジトリも見ていたら面白い活動をしている人、コミュニティも見つかった
OSSのコードを見ながら、こんなものが作ってみたいな、というアイデアも出てきた
ふと学生時代の創作活動や論文について思い出して、当時と似たことにもう一度興味を持っていることに気づいた
でもAIをはじめ、大きく違うこともある、それに興味がある
このサイト
また書いたり作ったりしたくなったので、おいておく場所が欲しくなった
研究でも作品発表でもないけど、技術や文化について考えながら、過程とアウトプットを記録しておこうと思う